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栗芳ですが、何か。

たぶん、いけばな日記。

生花早満奈飛

生花早満奈飛(いけばなはやまなび)っていう江戸時代の書物のコピーが手元にあるわけ。

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江戸時代にね、いけばなに限らず、いろんな「早学(はやまなび)」本が流行ったらしい。いわゆる、入門書みたいなものね。


いろんな流派の文献を参考にして編集したらしく、流派に拘らず、誰にでも活用できる情報、みたいな感じの内容になってる書物なわけ。1~10巻まであるの。

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今は亡き師匠(なぜか私には師匠が複数)から、戦火を潜り抜けてきた書物があるんだよってことで、こっそりコピーを取らせていただいたっていう代物なのね。

だけどその書物、虫の食われている箇所はあるし、変体仮名で書かれてあるし、


そんなん、私に読めるわけなかろうがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!ってんで
とりあえず、保管という名の放置スタイルにしてた。


そうこうして数年後、変体仮名を読める方に出会い、訳したものを書いていただいたんだけどね。


文語体になっているので、読みにくくて挫折。
己の無学さを嘆いてみても、行間は何も語ってくれないわけ。


こうさ、いろんなブログとか読み漁ってるとさ、「文字」の羅列が奏でる

あの雰囲気っていうの?
行間から染み出しているものっていうの?
文章って、おもしろいなって思う瞬間っていうの?


こうね、今のトイレってウォシュレットがメイン街道歩いているよね。
トイレは進化してるのに、お尻を拭くためのペーパーってものは、

そんなに進化してないわけ。
ウォシュレットで洗った後のお尻って、ほぼ汚れは落ちてるから、水分を拭き取るだけのはずなんだけど、念のために、擦りとる作業もしておこうって思うよね?
そうするとね、水分を含んだペーパーが、擦られる摩擦に耐えられなくて形状が破壊される。破壊されたペーパーは、摩擦力によって小さくバラバラになって、肌の保湿力に吸い寄せられる。
プルンプルンのお肉を保持してる人は、たぶん挟み込まれちゃうから、見えない状態になってると思うんだけど、痩せててツルンとしてて、門様の姿を隠しきれないお尻の人は、形状破壊された保持されてるペーパーが丸見えなわけ。

だから、温泉行くときは、とてつもなく氣をつけようね。

みたいなことになってる時代に突入しているのが、平成なわけ。

 

ってか、ニュアンスの理解のために話がぶっ飛んだんだけど、

ってかぶっちゃけ、見つけた時の衝撃を忘れられずに、いつかハイネにしてみたいと思っていただけのネタなんだけども、


同じ作業をしているはずなのに、結果が違うというか、おまけがあるというか、
人の紡ぐ文字にも、そういうものがあるよねって、私は思ってるわけ。
文章が繰り広げるマジック、みたいな。

それが読めるから面白いわけでしょ?みたいな、最上部がどこにあるんだか、わからないくらいに、高くそびえたつハードルをこさえてしまっていたおかげで、7年間、資料を眠らせておりましたわけです。ごめんなさい。

 

日本酒一升瓶の御礼では、足らないくらいの労力を消費させておきながら、放置してた自分猛反省中です。本当に、ごめんなさい。


で、で、ようやく、ようやく、ちゃんと読んでみようと思って。
感極まり始めておるわけです。

 


んで、今更ながらなんだけど、ネット検索してみたら、


7巻のみ、国立国会図書館デジタルコレクションでネット公開されてるから、

誰でも読めるようになってた。

国立国会図書館デジタルコレクション - 生花早満奈飛. 7編


生花早満奈飛 南里亭其楽/暁鐘成編 蒼原社
ってのも出版されてて、現代の皆様(いつの現代?)に読みやすい書物になっているんだとか。

高くそびえたっていたハードルが、ガラガラと音を立てて崩れてはじめた瞬間。


とりあえず、見つけることができたんで、ポチった。

 

どんな旅が始まるんだろう。
ちょっとワクワクを見つけた。